私はこれまでに、うつ病や大切な人との死別、そして乳がんを経験してきました。
その中で学んだのは、心と身体はどんな状況からでも再び立ち上がり、再生することができるということです。
Re.Bornは、がん治療中マークを通じて「見えないつらさ」に光を当て、治療中や治療後の経過に寄り添う活動を広げています。
また、病気を防ぐための予防の知識や、再発防止につながる学びを共有し、心と身体を守る仕組みづくりにも取り組んでいます。
さらに、和文化の再生を通じて、日本に息づく伝統や調和の心を未来へつなぎ、広島から平和への祈りを世界へ発信することも、私たちの大切な役割だと考えています。
困難を抱える人にとって「あなたは一人ではない」と感じられる社会。
相互理解から生まれる優しさの輪を、これからも皆さまと共に広げてまいります。
代表理事 中村 茜