
終活講座 第2回「医療・介護・終末期のこと」に登壇しました
6月18日、株式会社ReON様主催の終活講座 第2回「医療・介護・終末期のこと」に講師として登壇させていただきました。
今回の講座では、医療や介護、終末期に備えるための知識だけではなく、
「自分はこれからどのように生きたいのか」
「大切な人に何を伝えておきたいのか」
について考える時間を参加者の皆さまと共有しました。
私はこれまで、祖父母の介護、父や夫との死別、そして自身の乳がんを経験してきました。
祖父母の介護では、家族としてどのように支えるのか、どんな準備が必要なのかを学びました。
突然の夫との死別を経験し、残された家族として多くの手続きや決断に向き合うことになりました。
さらに、乳がんを経験し、治療と仕事、子育てとの両立に悩みながらも、多くの方々に支えられて今日があります。
これらの経験を通して感じたのは、
人生は当たり前ではなく、いつ何が起こるかわからない。
だからこそ元気な今、自分の想いを整理し、大切な人と共有しておくことが大切だということです。
人生会議(ACP)という言葉があります。
人生会議とは、人生の最期について話し合うだけではなく、
「自分らしく生きるために、今の想いを大切な人と共有すること」
でもあります。
・どんな人生を送りたいのか
・何を大切にして生きていきたいのか
・もし治療や介護が必要になったらどうしたいのか
・家族に伝えておきたいことは何か
・感謝の気持ちを誰に伝えたいのか
・やり残したくないことは何か
そんなことを家族や友人と対話しておくことで、もしもの時の不安や迷いを減らすことにつながります。
終活は「人生の終わりの準備」ではありません。
これからの人生をより自分らしく、より豊かに生きるための準備です。
ご参加くださった皆さま、そしてこのような貴重な機会をいただいた株式会社ReON様に心より感謝申し上げます。
一般社団法人Re.Bornでは、今後も「がんの理解から生まれる優しい社会へ」を理念に、がん・介護・死別・グリーフケア・治療と仕事の両立支援などをテーマに活動を続けてまいります。
介護を経験した家族として。
死別を経験した遺族として。
乳がんを経験した当事者として。
これからも、自身の経験を社会の優しさへ変えていけるよう取り組んでまいります。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。